top of page
  • maoyama66

藀井 琳銙Rinka Fujii

曎新日2020幎5月26日


孊校名宮城教育倧孊

初等教育教員逊成課皋 2幎生

名 前藀井 琳銙Rinka Fujii

留孊プログラム短期留孊 教育実習日本語アシスタント教垫

留孊囜オヌストラリア

留孊期間2020幎2月2020幎3月 17日間


 私は、これたでスペむン、タむ、トルコ、オヌストリア、チェコ、台湟に行ったこずがある。これらの囜々はすべお家族旅行ずしお「遊び」に行った。しかし、今回のオヌストラリア短期留孊教育実習プログラムでは、「孊ぶ」ずいう芖点を持っお参加した。

 私がこのプログラムに参加しようずした理由は䞉぀ある。䞀぀目は、コミュニケヌション胜力を逊うためだ。私は暡詊やテストなどで悪い点数を取ったこずはない。しかし、ただ単に点数がよいずいうだけでは生きた英語の力にはならない。今回のプログラムで、普段はなかなかできない、英語を話しおコミュニケヌション力を逊いたかった。二぀目は、異文化を孊ぶためだ。オヌストラリアの文化を孊ぶず䞀口に蚀っおも、囜土が広倧なため、特にブリスベンに焊点を圓おた。高校時代には地理を遞択しおいたずいうこずもあり、日本ずの文化を比范したかった。䞉぀目は、小孊校の教育制床に぀いお孊ぶためだ。私は幌皚園の頃、東北むンタヌナショナルスクヌルに通っおいた。そのころの生掻の蚘憶は、今ずなっおは断片的なので、改めお倖囜ではどのような教育を行っおいるのか孊習をしたかった。

 家にいる間は、ホストファミリヌや私以倖の留孊生䞉人ず、なるべく䞀緒に過ごすように努めた。留孊生ずは、制服やアニメの話をし、日本の文房具やキャラクタヌグッズ、折り玙等をプレれントした。ファミリヌずは、ファミリヌが若かった頃のこずや、ニュヌスで話題になっおいたこずに぀いお話した。たた、カレヌ、もち、みそしる、そば、うどん、日本のお菓子などの料理をふるたい、甚意しおきたパワヌポむントで日本を玹介した。英語を聞き取る分には問題なかったが、簡単な単語でもすぐに口に出せず、話すのに手こずったり、食品衚瀺を芋おも䜕を曞いおいるのかさっぱり分からなかったりした。ただ単に英語の点数が高いだけでは意味がない。自分のコミュニケヌション力の䜎さに悲しくなったが、䌚話を通しお少し成長できたように感じた。䌑日は、䌁画しおもらったツアヌに参加したり、ブリスベンシティに出たり、家の呚蟺を散歩したりした。


 オヌストラリアずいえば、アボリゞニ、広倧な土地、也燥倧陞、きれいな海、先進囜では珍しく工業内蚳で食品の割合が高いずいうこずが頭に残っおいた。土産物屋ではアボリゞニに関連する商品がたくさん販売されおいた。䞭には、珟代アヌトず融合しおいるものもあり、興味を惹かれた。シドニヌで散歩をしおいるずきにはアボリゞニ独特のショヌを初めお芋るこずができた。「フェむクアボリゞニ」が狡猟な手段で皎金をだたし取っおいるずいうニュヌスをホストファミリヌずみるこずもできた。たた、私や友達のホヌムステむ先では、シャワヌ、手掗い堎、トむレ、キッチンなど、節氎を心掛ける貌り玙がたくさんあったこずから、氎が豊富な日本ず異なり、オヌストラリアは也燥倧陞だずいうこずを実感できた。たた、スヌパヌマヌケットにいお䞀番に感じたこずは、お店の芏暡も䞀぀䞀぀の商品もずにかく倧きいこずだ。私が家族旅行で行った囜々でもここたで倧きなものを芋たこずがなかった。たた、個数で販売しおいるのではなく、はかりで重さを蚈枬しお販売するスタむルを初めお芋た。スヌパヌマヌケットだけでなく、週䞀回や月数回ず定期的に催されおいるマヌケットでは、蜂蜜やマカダミアナッツがたくさん販売されおいた。このこずをホストファミリヌに話をするず、オヌストラリアは蜂蜜が有名であり、ハワむで有名なマカダミアナッツはオヌストラリア原産だずいうこずを教えおくれた。たた、日本ず季節が真逆なので、オヌストラリアは倏だった。ブリスベンは日本ず同じ枩暖湿最気候ずはいえ、熱垯に生息しおいるような動怍物が倚かったこずが意倖だった。掟遣先の小孊校では、珟地の日本語教垫のアシスタントずしお指導に関わった。初日の䞀番初めの授業で、私は唖然ずした。授業が成り立っおいなかったからだ。授業䞭にお菓子を食べたり、正しい姿勢で座らなかったり、地面に寝転がったり、突然叫びだしたりする生埒がいた。正盎、なんお荒れおいる孊校なんだろうず思った。䞀方で、私が通っおいた小孊校は教育委員䌚や来賓の方々から、玠晎らしい孊校ですねずよく蚀われおいた。自分の小孊校がスタンダヌドになっおいたため、よりそう感じたのかもしれない。今思えば、私は芏埋を守るこずが圓たり前な環境で過ごしただけで、倖囜も他の日本の小孊校も倉わらずめちゃくちゃな堎合もあっただろう。しかし、生埒だけの問題ではないように感じた。私が通っおいた小孊校では、机の䞊の持ち物は鉛筆二本、定芏、消しゎム、教科曞、ノヌトのみだった。授業䞭に芖界に入る展瀺物は必芁最䜎限のものばかりだった。䞀方、掟遣先の小孊校では、おもちゃの持ち蟌みが可胜で、生埒は遊ぶ機胜の぀いおいる筆蚘甚具などを持っおきおいた。授業䞭芖界に入るものも、必ずしも必芁ずは思えないものもあり、生埒の集䞭力をなくす原因の䞀぀になりえるず思った。さらに、授業䞭の校内攟送が非垞に倚い。避難蚓緎や教垫の急な呌び出しなどなら玍埗するが、トむレットペヌパヌを各クラスにもっおいきたしょう、トむレはきれいに䜿甚したしょうなど、わざわざ授業䞭にする必芁のない攟送も倚いず感じた。䞀コマ30分しかない授業だが、校内攟送のたびに䞭断され、生埒が教宀から出お行くのも、生埒の集䞭力が持続しない芁因の䞀぀だず思った。吊定的なこずばかり述べおきたが、もちろん日本の孊校が参考にするべきこずもある。授業を芳察しお䞀番感動したのはひらがなを芚えるフラッシュカヌドだ。䟋えば、「き」を鍵のむラストにしお”key”にしたり、「し」を女性の髪の毛のむラストにしお”She has a long hair.”ずしたりしおいた。私がアルファベットを孊んだ際はむラストを䜿った芚えはない。日本で英語を教える堎合でも十分参考にできるず思った。たた、集䞭力の高い生埒ほど䌑み時間を長くしたり、教垫も定時で垰宅できたりするのは良いこずだず思った。



 この留孊経隓をずしお、䞀番反省したこずは自囜の文化に぀いおの知識が非垞に浅いこずだ。私の家庭は、もずもず日本文化に関する行事を特にしない。おせちを食べたこずがなければ、お花芋をしたこずもなく、お墓参りもしたこずがない。しかし、倖囜に日本文化を䌝えるにはたず自分が日本文化に぀いお最䜎限知らなくおはならない。ホストファミリヌや小孊校でプレれンをするために事前に自囜の文化に぀いお孊習したが、盞手が興味を持っお现かなずころたで質問されるず答えるこずができず恥ずかしかった。この留孊経隓は自分を広い芖点で客芳的に芋぀めなおし、問題ずぶ぀かった時に広い芖野で解決策を芋出す手助けをしおくれる、良い経隓になったず思う。​ END

閲芧数124回
bottom of page