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阿部 暖子(Haruko Abe)



学校名:宮城教育大学 初等教育教員養成課程 情報ものづくりコース 2年生

名 前:阿部暖子(Haruko Abe)

留学プログラム:短期留学 教育実習日本語アシスタント教師

留学国:オーストラリア

留学期間:2020年2月~2020年3月 17日間





 今回私がこの研修に参加した理由はいくつかありましたが、一番大きな理由は「海外に行ってみたいから」という理由でした。行き方も分からないし初海外で怖いし、何より私の周りに海外に行くことに乗り気な人があまりにもいなくて、でもどうしても一年生のうちに海外に行ってみたくて、今回参加しました。私はこんな旅行気分で参加してしまいましたが、今回の経験はすごくいい経験になりました。

 私がお世話になったForest Lake State High School(FLSHS)では日本でいうと中1~高1の子供たちのクラスに行きました。オーストラリアでは昔、日本との貿易交流から小学校から高校で日本語の授業が必修となっている学校が多くあります。しかし、日本に行ったことのない先生や先生自体が日本語がよくわからずに教えていたりするので、ナチュラルな私たちからしたら若干不自然な日本語を教えてしまっていることがあります。そのようなナチュラルとのずれを教えることが主な就業内容でした。自分が小学生や中学生の時に英語の授業に来てくれていたALTの先生たちも同じ違和感を感じて仕事をしていたのかな、と今になって気づかされました。


 中学生の授業の中でスピーキングテストの採点もやらせてもらいました。自分が成績を決めるんだと思うと少し緊張しましたが、責任のある仕事も任せてもらえてやりがいを感じました。そして、文化の違いをすごく感じました。FLSHSには制服と体育着があってそのどちらかで登校するというのは日本と同じでしたが、生徒の多くは耳にピアスをしていたし、ヘアスタイルにも規則がなく髪を染めている人がいたし、刺青をしている人もいたのでとても驚きました。改めて日本は着装の自由がないのだと思いました。中高生独特の着装の縛りを当たり前だと思って今まであまり考えたことはなかったけど、どうして日本はこんなに厳しいのだろうと考えさせられました。また、私はいくつかの授業で時間をいただいて日本の文化について紹介することもやらせてもらいました。時期がちょうど雛祭りの週とかぶっていたので、雛祭りを英語で説明している動画を見せたり、雛祭りの折り紙を一緒にしたりしてとても楽しかったです。授業の後に自分が作った折り紙をプレゼントしてくれた女の子もいて、うれしかったし留学してよかったなと思いました。また、私は出身が秋田なので秋田を紹介する動画を見せたらすごく喜んでくれたり、好きなアニメが一緒の高校生と会話したり、楽しいことがたくさんありました。日本人は童顔で海外に行くと不便するとよく聞きますが、私の場合は童顔のおかげで先生というより転校生みたいなノリで子供たちがたくさん話しかけてくれて得しました。でも得したことばかりでなく、童顔のおかげで校長先生に生徒と間違われて怒られたりしてしまいましたが、それも今では良い思い出です。観光旅行では体験できない貴重なことができて、留学に参加して良かったと思いました。



 私は初めてのホームステイでした。結論から言うと私はホストファミリーとあまりうまくいきませんでした。理由はいくつかありますが、一番の理由は私の性格とホストマザーの性格が合わなかったということです。私は大雑把な性格なのですが、それに対しホストマザーは細かな性格で、いつも意見が食い違い言い合いになってしまいました。家族のルールや生活スタイルが不満であったわけではなく、日本とオーストラリアの価値観の違いで受け答えの仕方や意見の違い、感じ方の違いでお互いに考え方を曲げなかったのが原因です。一番よくぶつかった内容は、私は白黒つけなくていいと思うことがあるのに対しホストマザーは白黒つけろと言ってきたことです。「あなたは今 maybe を付けましたね、しかし多くのオーストラリア人はmaybe は付けず、yes か no で答えます。さああなたもどちらか選んで答えなおしなさい。」とホストマザーによく言われました。私は何も悪いことを言っていないから何度も「私はこう感じたんです、直しません。」と言うとあきれられてしまいました。そのようなこともあり、毎日実習先の学校から家に帰るのが嫌で、いろんなところを探検して夕食ぎりぎりに帰っていました。でもそのおかげで公共交通機関は現地の人並みに使いこなせるようになったし、いろいろなお店に入っていろいろなものを見て、いっぱい歩いていろんな光景も見ることができました。スーパーには日本で見たことのない食材や料理、日本では売っていないようなお菓子がたくさんあって毎日充実していました。ホームステイの醍醐味であるホストファミリーとの触れ合いは少なかったけど、ただホストファミリーが催してくれたことや連れて行ってくれたりしたこところでは体験できないようなことができたから、逆に良かったのではないかと思います。初めてのホームステイでは、育ちも価値観も違う人と暮らすことの大変さや難しさも感じました。

 総じては、楽しいことだけでなく、辛いことや嫌な気持ちも沢山したけれど、そのおかげで良い経験も沢山することができました。 END

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