学校名:学校名:青森明の星高等学校 英語科 2年生
名 前:清藤はな(Hana Seito)
留学プログラム:高校留学(中期)
留学国:ニュージーランド
留学期間:2024年1月~2024年3月
私は高校1年生の冬、ニュージーランドに約2か月留学してきました。やりたいことがわからないから将来のヒントが欲しいというアバウトな理由で留学に挑戦しましたが、この二か月間の経験は私にとってとても大きな二か月間であり、私に新しく価値観を与えてくれ、日本にいたままでは出来なかったであろう成長をさせてくれたきっかけとなりました。もちろん、留学は楽しいことばかりではありませんでした。むしろ自分が思っていたよりも大変だと感じることのほうが多く、毎日が挑戦でした。しかしそれ以上に得られるものがあります。
まず私が一番成長を感じたのは視野が広がったということです。私の思う“視野が広がる“というのは自分が当たり前だと思っている前提が変わるという意味だと思っています。この前提というものを変えることはきっと難しいことだと思います。しかし他民族国家であるニュージーランドに来たことで、他国の多様な文化を知り、いろんな人生の生き方を見ることができました。日本の常識は一切通用しない環境なために毎日が発見でした。正直なところ、私は初めのホストファミリーとうまくいかず、ホストチェンジをしました。初めはネガティヴなことばかり考えてしまっていましたが、いろんな人がいて、自分と違った考え方の人がたくさんいるということを改めて実感させられました。これもまた、日本にいたままでは気づくことのできなかったことです。不安に思うところが多かったのですが、私のホストチェンジに対して着実にサポートしてくれた日本の留学会社の方々と現地サポーターのおかげで前向きに過ごすことができました。
留学は、私に自信と人間性の成長、これからも英語を勉強し続けるモチベーションをくれました。思っていることをそのまま伝えられないもどかしさ、第二言語で生活することの厳しさを知り必死についていく努力をしたことで英語力に自信がつきました。私は単に机に座って勉強するだけではなく学校の友達やファミリーなどの現地の人たちと積極的に話して英語力を高めることを意識しました。

留学は帰ってきてからが本番だと留学前に言われましたが、本当にその通りだと感じました。帰国してから、この第二言語を話せないもどかしさを活かしてどれだけ頑張れるかが留学をより良いものにできるかどうかにつながると思います。また、相手が何と言っているかわからなくても、相手の表情やしぐさ、言葉遣いなどで伝わることがありました。“目は口程に物を言う“ということわざがあるように、たとえ言葉がわからなくても伝えたいという気持ちが言葉を超えることがあるということに気が付きました。そこから、自分も口から出る言葉に気を付けようと思いました。
最後に、留学は大変なことが多かったけど、どんな事でも留学に来なかったらわからなかったことで、行くことができて本当に良かったと思うくらい素敵な経験をすることができました。
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